2018年8月13日 (月) 12:19
こんにちは
ゆらぎ接骨院・鍼灸院の池田です。
お盆はちょっと涼しく感じますね。
今年は、7月が異常に暑くて体力消耗しましたが、秋が来る
のが少し早くなるかもしれませんね。
母指の付け根の関節をCM関節と言います。
この部分、けっこう痛くなる人が多くみられます。
この関節は、親指が色々な方向に動かせるように、鞍関節(馬の鞍のような形
の関節)になっています。そのため、
びんの蓋やペットボトルの蓋を開ける時、物をつかむ時、包丁を使う時,
シャツのボタンを留める時などに痛むことが多いです。
原因としては、母指の酷使、外傷によるもの、加齢による変形性関節症、
関節の軟骨摩耗などがあります。変形性の場合には、あきらかに関節が亜脱臼
している場合もあります。
症状としては、運動時の痛み、腫脹、変形、場合により自発痛がある事も
あります。
治療は、まず固定があげられます。
包帯、テーピング、装具などで固定することで、強い痛みを軽減することが
できます。関節モビリゼーション、母指周りの筋緊張緩和などで、初期の
痛みはかなり楽になることが多いです。症状が進行してしまうと、厄介な
場合もございます。
気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。