2019年12月17日 (火) 10:50
こんにちは
ゆらぎ接骨院・鍼灸院の池田です。
今年も年末になってきましたね。この時期、忙しく疲れて腰を痛める
方も多いので、気をつけてください。
先日に続き、坐骨神経痛について、お話しさせて頂きます。
このような状態の方は、いらっしゃいますか?
● 座っていると、お尻~足にかけて痛みがあらわれる
● 動ごきだそうとすると、ズキンとお尻~足に痛みがはしる。
● 身体を屈めたり、反ったりすると、お尻~足に痛みがはしる。
● まっすぐ立っていると、辛くなる。
● 歩いていると、だんだん痛みがあらわれて休みたくなる。
腰~お尻~足に痛みや痺れ、違和感があらわれる症状だと、坐骨神経痛の
可能性があります。
坐骨神経痛を、起こしている疾患としては、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、
変形性腰椎症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板症などがあります。
疾患はなく、腰椎、骨盤の左右バランスが悪く、坐骨神経痛があらわれる場合も
多くみられます。
では、どのように対処していけば、よいのでしょうか。
日常生活では、やはり痛みが出ない姿勢や動き方が大事になります。
悪い姿勢で座っていたり、痛みの出やすい動きをしていると、なかなか改善して
いきません。座り方、家事の際の動き方、歩行、寝る時の姿勢など、これらの事に
注意しないといけません。
座り方だと、床に座っていたり、座椅子に寄りかかり足を伸ばして座っていたりするのは、
良くありません。
家事の際には、掃除機をかける中腰の姿勢や、台所に長時間立っていたりするのは、痛みが
出やすくなります。
歩行に関して言うと、まず靴が大事になります。ヒールや革靴で長時間歩くのは、とても
負担が大きくなり、痛みが出やすくなります。
寝る時の姿勢は楽な姿勢でかまいませんが、仰向けで寝ていると痛みがでてくる事もありますので
膝の真下にクッションを入れたりして、膝を軽く曲げた状態が楽な事が多いです。
日常生活動作に気を付けて、徐々に良好な状態に改善していきましょう。