2017年10月30日 (月) 21:35
こんにちは。
ゆらぎ接骨院・鍼灸院の池田です。
先日に続き、ドライアイについてお話いたします。
ドライアイでは、涙液の分泌量、涙液の蒸発量、涙液の質の低下
などにより、眼の表面が乾いてしまい、傷ついたりする事により、
眼が痛い、眼がかゆい、ゴロゴロする、眼が赤くなる等の症状が
あらわれます。
涙液は眼にとって、とても大事な働きをしています。
涙液は、表面から油層、水層、ムチン層という成分からなっています。
油層はまぶたのマイボーム腺から分泌されており、涙液が蒸発するのを
防いでくれます。
水層、ムチン層はまぶたの裏側にある、涙腺や眼の表面にある
ゴブレット細胞から分泌され、感染予防、角膜への栄養補給、角膜に
涙液が均一に分布する役割などを果たしています。
涙液は、まばたきをすることにより、眼の表面に運ばれます。
通常は1分間に、20回位まばたきを繰り返すのですが、パソコンや
スマホを凝視すると、4分の1位に回数が減ってしまうそうです。
まばたきが減り、涙液が蒸発してしまうと眼の表面が傷つきやすく
なってしまいます。眼の表面が乾燥してくると、ドライアイの症状が
出てきます。
乾燥を防ぐためには、室内に加湿器を置いたり、目薬を使用したり、
まばたきを意識的に行う、温めたタオルで眼を覆う、眼のツボを刺激する
、眼の体操を行うなどが、あげられます。
まずは、身近にできる簡単な予防法から始めるのが良いですね。
気になる事など、お気軽にご相談ください。
ゆらぎ接骨院・鍼灸院 池田達治
03-5690-0178