2017年6月28日 (水) 18:20
こんにちは。ゆらぎ接骨院・鍼灸院の池田です。
最近、よく耳にすると思いますが、糖質制限でダイエットの
お話しさせて頂きます。
糖質を過剰に摂取すると脂肪増加の原因になります。
しかし、糖質は三大栄養素の一つで、生きていくうえでの
大事な栄養素です。
必ずしも糖質=悪ではありません。
しかし、脂肪が増える大きな原因は糖質の過剰摂取によります。
では、身体の中で糖質はどのように変化するのでしょう。
ご飯やパン、いも類など炭水化物に含まれる糖質を摂取すると、
血液中のブドウ糖が増えます。血糖値が上がった状態です。
血糖値が上がると、すい臓でインスリンという物質が分泌され、
血液中のブドウ糖を減らそうとします。インスリンには血液中のブドウ糖を
筋肉や肝臓に運んで、血糖値を下げようとする働きがあります。
糖尿病になると、すい臓からのインスリンの分泌が低下し
血液中の血糖値を下げられなくなり、高血糖が続いてしまいます。
高血糖が続くと、血管や神経が徐々に傷んで、腎臓、神経、眼の網膜
などに病気があらわれてしまいます。
糖質を過剰に摂取した場合、インスリンが大量に分泌されます。
糖質は、インスリンにより、筋肉や肝臓に運ばれます。
筋肉や肝臓のブドウ糖は、運動や筋トレをすることによってエネルギーとして
消費されますが、運動不足や筋肉量が少ない場合、あふれたブドウ糖が
脂肪になっていきます。
これが、脂肪が増加するメカニズムです。
では、どれ位の糖質をならよいのでしょう。
目安は、1日の糖質摂取量 = 体重(kg)×1g 以内
だそうです。
白米100g中(小さい茶碗1杯分)、糖質は37g。
それだけで、1日の必要量のかなりを占めてしまいますね。
あまり厳しい糖質制限は、止めた時にリバウンドが来ますので、
注意しながら行いましょう。